NEDOと京都大学が共同で推進している革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(RISINGプロジェクト)において、リチウムイオン電池に用いる電極材料の充放電メカニズムを世界で初めて解明することに成功した。
この成果を電極設計に反映させることで、蓄電池性能の大幅な向上が可能となり、電気自動車の加速性能向上や充電時間の短縮・航続距離の延伸が期待される。この研究開発は、NEDOが兵庫県佐用町の大型放射光施設「SPring-8」内に設置したRISING放射光ビームライン(BL28XU)を活用し、リチウムイオン電池正極材料の一つであるリン酸鉄(LiFePO4)を充放電した際の結晶構造の変化過程をリアルタイムで観測したもの。
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