日本テキサス・インスツルメンツは,標準の表面実装パッケージで15Aの電流定格に対応し,電力損失を業界最小レベルに抑えたスマート・バイパス・ダイオード「SM74611」を発表した。
新製品は,太陽光発電パネルの用途において,従来のショットキー・ダイオードを使ったジャンクション・ボックスと比較して電力損失を80%,ジャンクション・ボックス内の動作温度を50℃低減する。
従来のショットキー・バイパス・ダイオード方式では,ジャンクション・ボックス自体のサイズを大きくしない限り,発熱への対応が困難になっているが,このスマート・バイパス・ダイオードでは,物理的なサイズを変更せずに,定格電流値を10Aから13Aへと高めることが可能になる。
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