ボース・アインシュタイン凝縮

ボース・アインシュタイン凝縮の記事一覧

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  • 学習院大ら,光と原子の基本的相互作用を精密に計測

    学習院大学と東京工業大学は,極低温のルビジウム原子集団を用い,光による原子のエネルギー変化を,従来にない精度で計測できる新たな手法を開発した(ニュースリリース)。 光と原子の相互作用のうち最も基本的なものの1つとして,光 […]

    2023.05.18
  • 東大,ボース・アインシュタイン凝縮体を可視化

    東京大学の研究グループは,巨視的な量子現象である3次元半導体中での励起子ボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)を直接可視化することに成功した(ニュースリリース)。 ボース・アインシュタイン凝縮は,量子統計性という量子論 […]

    2022.09.16
  • 東大ら,反強磁性型の励起子絶縁体を初めて発見

    東京大学,米ブルックヘブン国立研究所,スイス ポールシェラー研究所,米テネシー大学,米アルゴンヌ国立研究所,米オークリッジ国立研究所,中国科学院,中国 上海科技大学は,電子と正孔の結合状態が生み出す反強磁性型の励起子絶縁 […]

    2022.02.18
  • 工繊大,安定なポラリトン状態の室温凝縮を実現

    京都工芸繊維大学の研究グループは,光と物質間のハイブリッドな量子状態であるポラリトン状態が,全無機ペロブスカイトにより,新しい形態で形成されることを示した(ニュースリリース)。 光の波長サイズの狭い領域に光波を閉じ込める […]

    2022.01.05
  • 慶大,ナノ多孔体に4次元の相転移を発見

    慶應義塾大学の研究グループは,ナノ多孔体(ナノメートルサイズのスポンジ状細孔を持つガラス材料)に閉じ込めた液体ヘリウムが,4次元XY型と呼ばれる超流動相転移を起こすことを明らかにした(ニュースリリース)。 ヘリウムは約2 […]

    2021.04.27
  • 東北大,室温動作ポラリトンレーザーに一歩

    東北大学は,室温において励起子が安定して存在できる酸化亜鉛(ZnO)単結晶を活性層とするチップサイズの微小共振器を作製し,共振器ポラリトンを室温で観測することに成功した(ニュースリリース)。 ポラリトンレーザーは半導体レ […]

    2020.09.01
  • 分子研,レーザーで「金属状の量子気体」創出

    分子科学研究所(分子研)の研究グループは,量子力学的な最低エネルギー状態にある気体の原子3万個を0.5ミクロン間隔で格子状に並べて人工結晶を作り,1000億分の1秒だけ光る特殊なレーザー光を照射することによって,気体なの […]

    2020.06.23
  • 名大ら,超流動ヘリウム中の流れの可視化に一歩

    名古屋大学,日本原子力研究開発機構(JAEA)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)による共同プロジェクト(J-PARC),中性子科学センター(CROSS),京都大学の研究グループは,可搬型の小型計測装置を開発し,超流動 […]

    2020.04.13
  • 市大ら,レーザーで乱流の普遍則を観測

    市大ら,レーザーで乱流の普遍則を観測

    大阪市立大学,東京大学,米Yale大学,英Oxford大学,Cambridge大学らの研究グループは,極低温状態でボース・アインシュタイン凝縮を起こした量子流体における乱流の運動エネルギー輸送の測定に初めて成功し,乱流の […]

    2019.10.04
  • 千葉大ら,新タイプの強結合型の励起子絶縁体状態を発見

    千葉大学の研究グループは,励起子絶縁体候補物質Ta2NiSe5の光学伝導度スペクトルを,類似の構造を有する単純な半導体物質Ta2NiS5のそれと比較・解析し,前者が新しいタイプの強結合型の励起子絶縁体状態にあることを明ら […]

    2018.06.25
  • オプトキャリア