月刊OPTRONICS 特集序文公開

LiDAR用SiPMの動作原理と開発事例

1.はじめに
近年,LiDAR(Light Detection and Ranging)の進化は目覚ましく,LiDARを搭載した自動運転レベル3や4の自動運転車が実用化されている。LiDARに用いられるシリコン系受光素子はSi APD(Avalanche Photodiode)が主であったが,近年ではSi SPAD(Single Photon AvalancheDiode)やSiPM(Silicon Photo-Multiplier)を採用するLiDARメーカーが増えてきた。

本稿では浜松ホトニクス㈱で開発,製品化を行っているSiPMについて動作原理と開発事例を紹介する。

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