
子供の科学2021年2月号 新たな時代をつくる圧倒的計算能力 量子コンピューターってなんだ!?
子供の科学2021年2月号では、量子コンピューター開発を引っ張る日本IBMの研究者の方々に取材し、量子コンピューターの基本や最新マシンIBM Quantumのことを小学生~中学生でも楽しく読めるよう解説しています。
量子コンピューターといえば、「0と1の両方を同時に持つ量子ビット」「重ね合わせ」「もつれ」といった、専門的な用語が多く登場する分野です。この本では、これらの概念を親しみやすいイラストや例え話を用いて、理解できるよう工夫されています。
「量子ってそもそも何?」「普通のコンピューターとどう違うの?」といった子どもたちが抱きやすい疑問にも丁寧に答えており、未来のコンピューターがどんなものか、学べる構成になっています。
これから初めて量子コンピューターに触れる子どもにも、すでに少し興味を持ち始めている子にもぴったりの入門記事です。未来の技術にワクワクしながら学べるので、ぜひ手に取ってみることをおすすめします。
【誠文堂新光社 700円(税別)】

写真科学絵本「ひとすじの光」
地球上のあるものは、すべて原子からできていますが、「光」は何からできているのでしょうか、という問いかけからこの絵本は始まります。
「光」とはどのようなもので、どのように発生するのかをいろいろな実験をとおして私たちにわかりやすいように写真で教えてくれます。
色や形、見え方を変えていく「光」。読みはじめると「光」を主人公とした物語のように思えてくるかもしれません。
【小学館: 税込2200円(税別2000円)】

講談社の動く図鑑MOVE「科学のふしぎ」
『講談社の動く図鑑MOVE 科学のふしぎ』は、科学の驚きと魅力を視覚的に伝える図鑑です。地球の構造、生命の歴史、人類の発明、宇宙の謎など、多岐にわたる科学のテーマを、美しい写真とイラストで解説しています。
特に、NHKのスペシャル映像を収録したDVD(63分)が付属しており、実験動画やシミュレーション映像を通じて、科学の知識をより深く理解できる点が魅力です。また、スマホで200問以上のクイズに挑戦できる「おでかけMOVE」機能もあり、インタラクティブな学習体験を提供しています。
本書は、「地球」「生命」「発明・発見」「宇宙」の4つのジャンルに分かれており、科学の流れを体系的に学べる構成になっています。例えば、火山の噴火や恐竜の繁栄、ソニックブームの仕組みなど、視覚的にインパクトのあるテーマが豊富に取り上げられています。
子ども向けの図鑑ではありますが、大人も楽しめる内容で、科学の最新情報を幅広く網羅している点が評価できます。科学の「ふしぎ」を解き明かすことで、読者の好奇心を刺激し、学びの楽しさを実感できる一冊です。科学教育に関心のある方や、子どもに科学の魅力を伝えたい方におすすめです。
【講談社: 税込2,200円(税別2,000円)】

ニュートン超図解新書「最強に面白い光」
光の入門書はたくさんありますが、「数式を全く使わず」に、ここまで広い範囲を取り上げている本は珍しいのではないでしょうか。夕焼けや虹といった光が生み出す自然現象はもちろん、光の屈折や反射などの法則についても、大きなイラストを交え、ていねいに解説してくれます。
例えば、私たちはどのようにして光を見ているのか、という「色」の説明では、光の3原色とはなにか、どうして赤・緑・青なのか、葉っぱの色が緑なのにはどういう意味があるのか、といった「初めて気づく光」について知ることができます。
そして挑戦的なのは、難解な「光の正体」についても、できるだけ簡単な言葉だけで迫ろうとしているところです。数学や科学が苦手な大人はもちろん、中学生や高校生もきっとイメージはつかめると思います。もちろん、前半は小学生でも十分に理解できる内容ですので、とりあえず「光の基本を知りたい」という最初の一冊に最適でしょう。
【ニュートンプレス: 税込990円(税別900円)】