
Cellidは,ARグラス用ディスプレーの開発に向けた総額11億円の資金調達を実施した(ニュースリリース)。
同社はARグラス用ディスプレーおよび空間認識エンジンの開発を主軸とした事業を展開している。特に,世界最大級の広視野かつ軽量のウェイブガイドの開発・設計においては業界最先端の技術を誇り,プラスチック製でフルカラー映像を映し出せる技術開発に世界で初めて成功している。
今回,国内金融大手のSBIインベストメントと東アジア最大級のVC/グロースエクイティファンドであるIMM Investment Japanを引受先とした第三者割当増資により,シリーズCラウンド(エクステンション)にて総額11億円の資金調達を実施した。
この資金調達で累計調達額は約64億円になるという。国内外の優秀な人材を獲得し,ウェイブガイドだけでなく,マイクロプロジェクターなど,ARグラスのキーコンポーネントの開発をさらに強化するとともに,量産体制を拡充し,同社製品の市場投入を加速させるとしている。