光響,バックパック型マッピングシステムを発売

光響は,同社が販売しているLiDARシステムとSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を組み合わせた,3次元データを高精度に計測・取得するモバイル 3D マッピングシステム「LiBackpackシリーズ」のフラッグシップモデルとして「バックパック型ライダーDGC50」の販売を開始した(製品ページ)。

パルスレーザー光の照射による物体からの反射時間を計測し,物体までの距離を求め,リアルタイム点群の取得と同時に自己位置推定・環境地図を作成する。既存モデルの全機能を搭載している。

LiDARセンサーは水平・垂直の2方向を持ち,森林・ビル等高さのある対象も手軽にスキャンでき,RGBカメラにより文化財等の色情報も的確に付与できる。GNSSにより絶対座標が与えられる為,防災用避難計画策定などにも最適な情報が得られる。避難所での感染症リスク防止のため,災害時避難用の建物内部を立体計測する3Dマッピングとしての用途も想定されているという。

これまでのLiDAR及びSLAMを用いた点群取得では,急勾配の多い森林・山間部では歩きながらの自己位置推定に大きな誤差が生じる場合があったが,補正処理ソフトウェアを導入することで,より高い精度で測定・マッピングができるとしている。

この製品の主な特長は以下のとおり。
・屋内外で高精度マッピング
・高効率な点群データ取得
・水平方向・高さ方向のデータ同時取得
・カラー点群,GNSSデータ取得

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