神奈川県と神奈川新聞社は,第36回神奈川工業技術開発大賞を募集している(ニュースリリース)
神奈川工業技術開発大賞は,神奈川県と神奈川新聞社の共催により,1984(昭和59)年度から毎年度,技術開発の奨励と技術開発力の向上を図ることを目的に,県内の中堅・中小企業が開発した優れた工業技術・製品を表彰している。
応募期間は,2019年4月1日~5月31日。表彰は,大賞(2件以内),ビジネス賞(2件以内),奨励賞(3件以内)があり,表彰の対象は,県内に事業所を有する中堅・中小企業及びこれらの企業で構成するグループの県内事業所で開発された技術及び製品のうち,次の要件を備えたものとする。
•おおむね3年以内に開発されたもの
•実際に企業化(商品化)されたもの又はその効果が実証されたもの
•産業の発展や国民生活の向上に役立つもの
ただし,以上の要件を備えたものでも,応募技術・製品について,訴訟などで争っていると判明したものや,既に全国規模の類似の表彰を受けたもの,その他主催者が不適当と認めたものは対象から除く。また,原則,工業に関わる技術・製品が対象となる。中堅企業とは,資本金が3億円を超え10億円以下の企業。中小企業とは従業員数が300人以下又は資本金が3億円以下の企業とする。
選考は学識経験者及び各技術分野の専門家で構成する選考会において行なわれる。応募された技術・製品について必要がある場合は現地調査を行なう。なお,前回はアイティエス21企画「自動運転行動評価実験車の開発」と,ヘルツ「超低周波数防振システム『G-Zero®』」が大賞を受賞している。