ギガフォトンは,同社の半導体露光装置用エキシマレーザの遠隔稼働モニタリングを行なう,オープンイノベーション対応の新ツール「REDeeM Cloud」を発表した(ニュースリリース)。7月から提供を開始する予定。
このツールは,最新のWeb技術を活用することにより,高い拡張性とカスタマイズ性を実現し,個々のユーザのニーズに合わせたモニタリング機能を提供する。
同社のレーザはREDeeM Cloudの前身,「REDeeM」において大幅なダウンタイム短縮を実現し,平均99.8%という稼働率を達成した。そしてプロセス性能とコストの最適化に対する今まで以上の貢献を実現するためには,より詳細なレーザ稼働データのモニタリングや解析を可能とする,柔軟なアプリケーション・プラットフォームが必要となる。
新製品を導入することで,レーザの一般的な解析データはもちろん,様々なオプション機能やハードウェアと組み合わせることで,個々のユーザのニーズに合わせた 表示・解析内容のカスタマイズが可能。
最新のWebアプリケーション技術とレスポンシブWebデザイン手法をベースに作られていることから,OS,デバイス,画面サイズなどに依存しない幅広い環境で動作する。標準のブラウザを使用して,PCだけではなくタブレットやスマートフォンからでも簡単に使用することができる。
また,同社が推進するオープンイノベーションの一環として,今後ユーザやパートナーは,このREDeeM Cloudを活用して独自の拡張機能やユーザインターフェースなどの開発ができるようになる。