オリンパスは多光子励起レーザー走査型顕微鏡「FLUOVIEW」シリーズとして,「FLUOVIEW FVMPE-RS」を7月1日から発売する。
新開発の高速スキャナにより,毎秒438枚の速さで標本をスキャンすることが可能。これにより,組織内の血液の流れや,膜電気感受性色素を用いた脳神経の動きなど,高速な動きを逃さず観察することができる。
また,標本におけるレーザの散乱光の状態に応じて,レーザビーム径を調整することができる「ディープフォーカスモード」を搭載した。これにより,拡散が大きい生体標本でも深部のレーザの集光性を確保し,明るい深部画像を取得することが可能になった。
さらに,2本のIR レーザーインを装備したことにより,励起波長が異なる2つの色素を同時に観察する多光子イメージングも実現した。レーザラインごとにレーザビームの位置ズレや入射角を補正する自動調整機構も搭載する。
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