脳のヘルスメーターが読み解く新たなビッグデータ ─「脳トレ」は光と共に新たなステージへ─

◆星野 剛史(ホシノ タケシ)
㈱NeU クリエーション・ワークユニット シニアマネージャー

平成3年4月 ㈱日立製作所 デザイン本部
平成24年4月 日立アプライアンス㈱ 商品戦略本部
平成30年4月 ㈱NeU 現在に至る

我々は日頃,「脳」について意識することは少ない。しかし,脳漿の海に浮かぶその柔らかな臓器は我々の行動を規定し,思索や感情の源泉となる,人間が人間たる根幹をなす確かな存在である。

だが,無数の神経細胞が入り組み,激しく発火し,休むことなく信号を送り続ける巨大な電気回路はさながら宇宙であり,簡単に触れられない領域でもあった。

その脳の核心に,科学は徐々にだが迫りつつある。中でも大脳皮質と呼ばれる脳の表面部分については,それぞれの部位が持つ役割が明らかになると共に,その活動レベルが,脳の状態を知るパラメーターとなることがわかってきた。

それを簡便に計測することで実生活に役立てようとするベンチャーが注目されている。㈱NeUでは近赤外光を用いた小型・軽量な脳活動計を開発し,得られたデータで新たなビッグデータビジネスを目論む。今回,その技術とプランについて,同社エンジニアの星野剛史氏に話を伺った。

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