収差(Ⅱ)

3.  平均分散とアッベ数

前節で述べたように,物質の屈折率は,波長によって異なる。これは,物質固有のものなので,その分散の大きさや変化の様子は,物質によってさまざまである。

この分散の大きさを定量的に評価する方法として,平均分散とアッベ(Abbe)数がある。

3.1 平均分散

物質の屈折率は,波長が短いほど高く,長いほど低くなるが,その変化の様子は,波長に比例している訳ではない。

そこで,可視光の短波長の中心波長と,長波長の中心波長における屈折率差を平均分散とした。

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