分かるけど腑に落ちない

(喋り倒し)

コンサルティングは相談業だからでしょうか,コンサルタント達はよく喋ります。私もコンサルタントのグループに所属していたことがありますが,無口なコンサルタントはいませんでした。

「あの方の得意技は『喋り倒し』ですね」。相撲の「浴びせ倒し」をもじったようでしたが,お客様から私の同僚についての発言でした。ミーティングで,お客様のメンバーが発言しようとしても,そのきっかけがつかめないくらいに喋りっ放しだとのことでした。

こんな話を聞くと,コンサルタント達は結構言いたい放題を言っているようですが,もちろん発言はいろいろな計算を踏まえてやっています。例えば,言葉の定義に気をつけ,使い方を誤らないように心がけているコンサルタントもそれなりにいます。

(似ているけど意味が違う)

定義の違いでよく事例にされるのが,問題と課題,目標と目的,製品と商品,予想と予測の違いなどです。確かに違いはあるようですが,日常,混同して使っていてもそう問題にはならないような気もします。

基本的に,一つの言葉に一つしか意味がないということはありませんし,その逆もいえます。つまり何かの意味を表現しようとしたとき,表現方法が一つしかないということはありません。

加えて,全く同じ意味の言葉は二つとありませんので,実用上,どちらでも使える言葉でも,その意味が全く同じということはありません。もしもそんなことがあれば,表現も全く同じになり,結局一つの言葉になるはずです。

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