日本結晶光学,8Kテレビカメラ用フッ化カルシウム単結晶を開発

三井金属グループの日本結晶光学は,8Kテレビカメラ向けフッ化カルシウム単結晶の開発に成功し,サンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。

従来,超低歪の大口径サイズのフッ化カルシウム単結晶は,安定的に効率よく量産するのが難しかった。今回,同社は単結晶の作成方法の一つであるブリッジマン法をベースに従来から培ってきたステッパ向け技術を用い,歪値を従来比1/7,5nm/cm未満と大幅に低減させた200mmφサイズのフッ化カルシウム単結晶の開発に成功。また,この量産技術も確立した。