ニデック,光干渉断層計と無散瞳眼底カメラの複合機を発売

ニデックは12月1日、網膜の断層像を撮影する光干渉断層計と眼底を撮影する無散瞳眼底カメラを一体化した複合機「Retina Scan Duo」(レチナスキャンデュオ)を発売した(ニュースリリース)。

今日の日本において,緑内障や糖尿病性網膜症が失明の原因の上位とされており,これらの眼の疾患を診断するために,眼底の情報が用いられている。この装置は,網膜の断層像とカラー眼底画像を取得する機能を有し,医師による眼科診断をサポートする。

また,複合機として業界トップレベルの画素数(1,200万画素)を持つイメージセンサを搭載し, 高画質のカラー眼底画像データを提供する。さらに,業界で唯一の長眼軸長正常眼データベースをオプションで搭載でき,患者の状態に適合した比較分類をし,医師による診断をサポートする。