サンプラス,テラヘルツ光のターンキー光源の取り扱いを開始

サンプラスは,米LongWave Photonics社製のEasy QCLシリーズの取り扱いを開始した。これは,QCLレーザダイオードを真空チャンバ内部にマウントした,テラヘルツ光のターンキー光源システム。

チャンバは,冷媒補充不要のスターリングサイクル冷却器を一体化し,アライメントフリーの光学系を備えたレーザヘッドになっている。内蔵されるQCL素子はカスタムメイドで,1.8~5THz帯の周波数の選択が可能。

QCLをダイレクトに発振させるため,市販のテラヘルツ光源としては最高レベルのミリワット連続波(CW)の出力を達成。ガス吸収分光,イメージング等のテラヘルツ領域の光源を必要とするアプリケーションに適している。

主な中心周波数は,1.8THz,2.7THz,3.9THz,4.7THz,出力は0.5mW ~ 2mW(波長により異なる) CW/パルス。参考システム価格1,800万円~。

サンプラスHP