ソニー,高感度1.0型イメージセンサー搭載4K対応カムコーダ発売

ソニーは,低照度な撮影環境でも高精細・高画質な撮影が可能な1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」(総画素数約2000万画素)を搭載し,XAVC記録に対応した,XDCAMメモリーカムコーダ「PXW-X70」を9月19日に発売する(ニュースリリース)。価格は280,000円(税別)。

イメージセンサは4Kに対応。総画素数は2000万画素と4K解像度を十分にカバーしているため,本体のファームウェアアップデートにより将来的には4K撮影・記録も可能となる。

また,画面周辺部においても高精細な描写を実現するために開発した光学12倍ズームレンズを搭載しており,全画素超解像ズーム機能を用いて24倍に,2000万画素の高解像度センサを生かした同社独自のデジタルエクステンダにより最大48倍ズームまで実現している。

片手におさまる本体サイズ(幅130.3mm×高さ180.9mm×奥行287mm)1.4キログラムという,XDCAMシリーズで最も小型軽量化を実現しており,記者単独取材の撮影やドキュメンタリーのサブカメラ用途など,機動力が求められる幅広い現場に向けて提案する。