ディスコ,レーザソーが累計出荷台数1,000台を突破したと発表

ディスコは,2014年7月にレーザソーの出荷累計1000台を達成したと発表した。直近3年で総出荷台数1000台の5割以上が,直近1年では200台以上が出荷されたという(ニュースリリース)。

 

同社によると,半導体の高機能化に伴い,回路配線幅の微細化が進んでいる中,ロジックICなどで半導体部分と配線層間に用いられるLow-k膜の加工において,レーザグルービング対応機の出荷が伸びたとし,またフラッシュメモリなど向けに,チップを極薄かつ高い抗折強度で製造可能とするSDBGプロセス対応機への引き合いも増えたとしている。

今後も半導体需要は継続傾向にあり,2014年度におけるレーザソーの売上は前期比+50%程度を見込む。また更なる増産ニーズに対応するため,桑畑工場の新棟を建設している。新棟は2015年1月竣工予定。