インパクト,出射口がφ10μmの超微細レーザ用ノズルを開発


微細製品を手掛けるインパクトは,出射口がφ10μmの軟X線レーザ用ノズルを開発し,2014年6月13日に開催された「第7回大田区加工技術展示商談会」に出展した。

今回開発したノズルは内面が鏡面となっており,光を通すテーパー管となっている。内径は最大部で1mmだが,出射口がφ10μmと超微細径だ。要求があれば,φ3μmまで加工できるとしている。

同社はミクロンオーダーの微細な部品製作を得意とする。微細軸の鏡面仕上げや微細パイプのテーパー研削などで,加工実験,試作から量産用専用機の設計製作までを自社で行なっている。同社代表取締役の平船淳氏は平成20年度の「大田区の工匠100人」に選ばれている。