東京エレクトロン,太陽光パネル製造装置事業から撤退

東京エレクトロンは太陽光パネル製造装置事業から撤退すると発表した。

同社は,2009年よりOerlikon Solar社のアジア・オセアニア地域の販売代理店となり,薄膜シリコン太陽光パネル用一貫製造ラインの販売・マーケティングを開始した。2012年には同社を買収し,薄膜シリコン太陽光パネル市場に本格参入したが,生産設備の供給過剰状態から事業環境の厳しい状況が続いていた。

これまで変換効率向上に向けた開発強化およびコストダウンに取り組んできたものの,市場環境の回復が不透明ななかにあって,今後の事業環境下においても投資回収が見込めないことから,太陽光パネル製造装置の製造開発、販売活動を停止し,納入済み装置に対するサポート継続のみを行なう体制に縮小することを決めた。

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