オムロン,長距離・小スポットのスマートレーザセンサに回帰反射タイプのセンサヘッドを追加

オムロンは回帰反射タイプのスマートレーザセンサヘッド「E3NC-LH03」を開発,1月20日より販売を開始した。

omuron

同社がラインナップするスマートレーザセンサ「E3NC-Lシリーズ」は,ファイバセンサにおける検出距離が短い,ビームが広がって使いづらい,スポットが見えず位置あわせしづらいといった固有課題を解消するべく,2012年12月に発売したもの。レーザの特性を利用することで,長距離検出を実現しつつ,数メートル離れた場所でもレーザスポットの確認が容易なため,簡単に設置できるという。また,ビーム径の広がりもファイバセンサに比べ小さいため,高精度な検出を安定して行なえるとしている。

今回発売を開始した回帰反射タイプのセンサヘッドは,高周波重畳方式の採用により透明体でも安定した検出を実現。また,専用のレンズアタッチメント「E39-P51(別売り)」を取り付けることで,今まで検出が難しかった粉体や液体の噴霧検出も可能になるという。さらに,センサヘッドと反射板は保護構造IP67を実現しており,さまざまなアプリケーションに幅広く対応できるととしている。

詳細はこちら