ローム,モーションセンサ向けオペアンプを発売

ロームは,加速度(衝撃)・角速度および圧力などのモーションセンサのアンプ用途に最適なオペアンプ「BD5291G / BD5291FVE」を開発した。8月よりサンプルを出荷(サンプル価格50円),11月から当面月産50万個の体制で量産を開始している。

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スマートフォン,タブレットPC,ポータブルゲーム機を始めとする,様々なアプリケーションで加速度,角速度などの情報を検知するためにセンサが使われている。センサはアプリケーションに加わる様々な物理的変化を信号に変換するデバイスであり,出力される微小信号を利用するためにはこの信号を増幅しなければならない。

センサ用アンプはセンサの後段に配置し,信号を増幅するが,微小な信号を高精度に増幅しなければならないため繊細なアナログ技術が必要とされている。

この製品は,1.7Vの低電圧動作で入出力フルスイングを実現するとともに,微小な信号処理に対して従来比約18倍となる高精度化(高い同相信号除去比)を達成した。

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