エドモンド・オプティクス・ジャパン,オリンパス製ズーム式実体顕微鏡を発売

エドモンド・オプティクス・ジャパンは,オリンパス製のズーム式実体顕微鏡「SZX7」「SZ51/61」の販売を開始した。この顕微鏡は様々な種類のライフサイエンスやその他のアプリケーションにおいて,明瞭で高コントラストの画像を提供する。

エドモンド

SZX7は,ガリレオ式光学系を採用し,高解像で優れた画像の正確性を提供する。長作動距離を有し,7:1の広いズーム比と画像管理のためのビデオ接続を装備。ブームスタンド接続により,正確な位置取りのニーズに対応しており,さらに利便性と使いやすさを考慮して,特定の倍率に戻ることを容易にする,一体型クリックストップ式メカニズムを採用している。多彩な対物レンズや接眼レンズをラインナップし,アクセサリー使用により,4X~336X まで倍率を拡張できる。広範な試料やアプリケーションに対して優れた像の平坦性を提供する。また顕微鏡システムのニーズに応じたソリューションを提供し,ピント合わせが困難なサンプルのイメージングも可能にする。

SZ51/61は,ライフサイエンスに用いられ,様々な生物顕微鏡アプリケーション用に深い被写界深度を持つ,優れた画質を提供する。この顕微鏡は,10° の収束角を持つグリノー式光学系を採用し,高い明瞭度,細部の描写力,正確な色再現性と共に,優れた像面平坦度を実現する。どの顕微鏡も,利便性に優れたフロント操作コントロールや,倍率変更の素早い繰り返しを可能にするズーム調整ストッパを備えている。人間工学に基づき,瞳収差制御や眼での適切な位置取りを可能にした快適な接眼レンズデザインも採用されている。

また,SZ51は,5:1 のズーム比を備え,10Xの接眼レンズ使用時に8X~40Xの倍率範囲を有する。像面湾曲を低く抑えることで,元の試料の形状の正確な再現を確実に行なう。一方のSZ61は,6.7:1 のズーム比を備え,10Xの接眼レンズ使用時に6.7~45Xの倍率可変を行なう。

三眼デザインのSZ-61Rもラインナップ。0.5X Cマウントレンズを搭載した三眼式鏡筒を採用し,デジタルやビデオカメラとの接続を可能にしている。複数の固定スタンドと構成も用意している。

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