パナソニック,放送カメラ用CAC(色収差補正)技術の開発でエミー賞を受賞

パナソニックは,放送カメラ用CAC(色収差補正)技術の開発で,米国テレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts & Sciences)より2013年度テクノロジー&エンジニアリング エミー賞を受賞した。同社が同賞を受賞するのは17回目。

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倍率色収差はすべての光学系に固有のもので,光学設計で補正される必要がある。今回同社が開発した技術は,レンズ収差をモデル化しリアルタイムで電子補正を適用するというコンセプトにより,画質をめざましく向上させるとともに,ローコストなカメラや光学系でも画質を改善することが可能となっている。この技術は,同社の放送業務用半導体収録システム「P2HD」シリーズに採用され,業務用ハンドヘルドHDカメラレコーダー,放送用の肩乗せ型HDカメラレコーダーなどに搭載されている。

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