オハラ,色収差補正に効果的な異常分散性が最も小さい高屈折率・高分散ガラスを発売

オハラは,高屈折率高分散ガラスの中で最も小さい異常分散性を有するTaフリー硝材「S-LAH88」を発売した。低屈折率低分散領域の異常分散性ガラスとの組み合わせで,色収差補正に効果を発揮する。また,従来品と比較して光透過性が良好であり,交換レンズ等で複数枚の使用が可能となる。

S-LAH88
環境対策区分
屈折率 nd 1.91650
アッベ数 νd 31.6 31.60
熱膨張係数 α (10-7/℃) -30~70℃ 57
+100~300℃ 71
転移点 Tg(℃) 616
屈伏点 At(℃) 642
着色度 λ70 400
λ5 355
化学的耐久性 RW(P) 1
RA(P) 3
W(S) 1
SR 3.2
PR 1.1
比重 4.74
ヌープ硬さ Hk 650〔7〕
摩耗度 Aa 68
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