オリンパスメディカルシステムズ,内視鏡用超音波観測装置を発売

オリンパスメディカルシステムズは,超音波内視鏡検査で使用する内視鏡用超音波観測装置「EU-ME2」シリーズを,2013年12月から日本で販売開始し,各地域でも順次発売する。

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超音波内視鏡検査とは,通常の内視鏡の先端に超音波振動子がついた特殊な内視鏡を用い,これを口から挿入して消化管壁や周囲の臓器などの検査を行なうもの。体外からの超音波検査(体外エコー検査)では観察しにくい膵臓などの深部臓器や,胃などの消化管壁を,体内からより近くで観察でき,膵臓がん・肺がんの精密検査や胃がん・食道がんの深達度診断などを目的として行なわれる。

内視鏡用超音波観測装置とは,超音波内視鏡検査の際に内視鏡と接続して超音波を送受信する装置。今回発売する「EU-ME2」シリーズは,コンパクトサイズでありながら,より高精細な画像を実現し,ノイズを軽減する機能や組織の硬さを画像化する機能など,多彩な機能を新たに搭載した。腫瘍や血流情報などの鮮明な画像描出をサポートする。

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