シャープ,監視カメラ向け1/3型130万画素CCDを開発,発売へ

シャープは近赤外光に対応し,可視光感度1,200mVを実現した監視カメラ向け1/3型130万画素CCD「RJ33J3CA0DT」を開発,この9月10日からサンプル出荷を開始する。

シャープ

今回開発したCCDは,光から電気信号に変換する領域を拡大することにより,可視光より波長の長い近赤外光対応と,業界最高とする可視光感度を実現し,明るいシーンから肉眼では捕えられない暗闇のシーンまで鮮明に撮影できるというもの。また,業界最小というスミア-120dBにより,夜間のヘッドライトなどの強い光源を撮影した時に発生するスミアを抑えられている。さらに,130万画素クラスのハイビジョン画像を1秒間に30枚出力することでなめらかな映像を実現し,ネットワークカメラ用としても活用することが可能だ。サンプル価格は4,000円で,月2万個を生産する計画。

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