京大、選択的レーザー溶融法によるカスタムメード型医療機器開発に成功

京都大学医学研究科教授の松田秀一氏らのグループは、選択的レーザー溶融(SLM)法を用いた脊椎用カスタムメード型インプラントを開発し、現在、京都大学医の倫理委員会の承認を得た医学部附属病院における臨床試験が行われている。これまでに4名の患者さんに手術治療が行われ、いずれも経過は良好である。

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また、この技術は、九州大学病院講師(前任は愛媛大学医学部)の住田知樹氏による歯槽骨欠損に対する歯槽骨造成術(GBR)および顎骨腫瘍切除後の顎骨再建術にも応用されており、本技術を用いることで術前に設計した形の骨を造成することができ、従来法に比べ、手術時間が短縮され、手技も容易である。

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