北大、ヒトの褐色脂肪の増量による肥満軽減効果を証明

北海道大学大学院医学研究科教授の岩永敏彦氏らは、寒冷刺激によりヒトの褐色脂肪を増量し,体脂肪を減少させることに成功した。

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出典:JCI

この研究では,継続的な寒冷刺激や,温度受容チャネルの作動物質であるカプシノイド(低辛味トウガラシ含有成分)の継続的な摂取によりヒトの褐色脂肪を増量可能であること,それにより体脂肪が減少することを明らかにした。

この成果は,現在 世界的に問題になっている肥満とメタボリックシンドロームの予防・治療法を考えるうえで,褐色脂肪が有効なターゲットとなり得ることを示している。

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