ローム,2点タッチに対応した4線式抵抗膜方式タッチパネルコントローラを発売

ロームは,4線式抵抗膜方式タッチパネルに対応し,2点ジェスチャー検出可能なタッチパネルコントローラを発売した。抵抗膜方式は一般的にペンを使う用途やボタン選択を行うなどの1点検出が原則だが,ロームでは2点検出可能なコントロールICの開発に成功し,量産供給をしている。

1

タッチスクリーンパネルは複数点の検知が可能な静電容量式が急速に伸びているが,デジカメやカーナビゲーションなどでは,未だに価格の安い抵抗膜方式も多く使用されている。車載対応品ではディスプレイオーディオ,カーナビゲション等で幅広く採用され,ロームは多数の実績をあげている。

主な特長は,

  • 4線式抵抗膜方式タッチパネルに対応
  • CPUを内蔵,2点ジェスチャー検出可能
  • 外付け部品が不要
  • キャリブレーション機能により量産時のバラツキや温度,経年劣化による特性変化を吸収
  • 爪での操作や手袋を装着しての操作も可能

詳しくはこちら。