DNP,偽造防止効果の高い蛍光印刷技術をラインナップ

大日本印刷は,印刷技術を用いて模倣が困難で偽造防止効果の高いセキュリティ製品として,「蛍光発光インキ印刷(紫外線照射型)」「蛍光発光インキ印刷(赤外線照射型)」「光源変色インキ印刷」の3製品を開発した。

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紫外線照射型 蛍光発光インキ印刷は,通常は無色透明で,紫外線を照射すると発光するインキを使用。365nmの波長の紫外線を照射すると緑色に発光するタイプのインキと,254nmの波長の紫外線を照射すると赤色を発光するタイプのインキを複合して印刷することで,2通りの色を発光する製品を実現した。

赤外線照射型 蛍光発光インキ印刷は,通常は無色透明で,赤外線を照射すると発光するインキを使用する(着色することも可能)。赤外線を照射すると緑色に発光するタイプと,赤外線を照射するとインキが赤外線を発光して,特殊なセンサで検知できるタイプがある。

光源変色インキ印刷は,光源によって色が変わって見えるインキを使用する。太陽光などの自然光のもとでは淡黄色だが,青・緑・赤の3波長の蛍光灯などのもとではピンク色に変化する。このインキと光源変色しないピンク色のインキを複合して印刷することで,光源によって異なる絵柄が現れる製品を作ることもできる。

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