北大、医薬・香料原料「光学活性アルデヒド」の効率的合成に成功

北海道大学大学院工学研究院教授(フロンティア化学教育研究センター・センタ
ー長兼任)の大熊 毅氏は医薬品や香料の原料として有用な「光学活性アルデヒド類」(構造が右手型または左手型のアルデヒドと呼ばれる種類の分子)を簡便・安価・クリーンに合成する方法を開発した。

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独自の触媒を用い,入手容易なアリルアルコール類(アルコールの一種)から,分子の組替えによる一段階の反応で合成できる。世界で初めて左右どちらの分子もほぼ純粋に合成することに成功した。

今後,化学系企業との共同研究により実用化を目指す。

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