OPIE'14が新たなステージへ ーナノ・マイクロビジネス展/ROBOTECHと合同開催を決定

光製品・技術専門展示会「OPIE’14(Optics&Photonics International Exhibition)」は来年、ナノ・マイクロビジネス展/ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展(主催:一般財団法人 マイクロマシンセンター)と合同開催することが発表された。会期は2014年4月23~25日の三日間、パシフィコ横浜(B、C、Dホール)において開催される。

1
一般財団法人マイクロマシンセンター 専務理事 青柳圭一氏

OPIEはレーザーEXPOやレンズ設計・製造展をはじめとするレーザと光学技術に関する6つの見本市(「赤外線・紫外応用技術展」「ポジショニングEXPO」「メディカル&イメージングEXPO」「宇宙・天文光学EXPO」)を同時開催する総合展示会で、研究・開発や設計に関わる研究者、技術者が多く来場し、専門性の高い情報収集や商談ができる場となっているのが特長となっている。

一方、ナノ・マイクロビジネス展/ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展は、超精密・微細加工技術やMEMS技術、ナノテクノロジーを主とする専門展として、これまで高い評価を受けてきた。第一回は科学技術館での開催だったが、年々その規模を拡大させ、2007年以降は東京ビッグサイトで開催してきた。

2
一般社団法人レーザー学会 常務理事 山本和久氏

今回の合同開催にあたり、マイクロマシンセンター専務理事の青柳桂一氏は、「MEMSやNMEMSのようなマイクロマシニング技術は、これからアプリケーションへの展開に進む段階にあり、様々な応用分野への適用が期待されているが、OPIEとの合同開催でそのためのシナジー効果を高めることができる」と述べた。一方、OPIEでレーザーEXPOを主催するレーザー学会常務理事の山本和久氏(大阪大学)は「光技術とMEMSは医療やセンサ、加工などで密接に関係している。合同開催することで新たな産業が創出されることが期待される」とコメントした。

合同開催で来場者にとっては広範な業界の最新技術・製品を効率よく情報収集することができる。一方、出展者にとっては製品情報や実質的な商談を求める質の高い来場者とのビジネス交流を図ることが可能だ。主催者発表による予想来場者数は2,5000人を見込んでおり、海外からも多くの来場者を誘致する計画だ。

ナノ ・マイクロ ビジネス展

OPIE’14