日立,機器の提供から資金調達,運営・保守までメガソーラーシステムを一括で提供

日立製作所は,顧客の持つ未利用地・低利用地への大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の関連機器やシステムの提供に加え,資金調達から20年間の運営・保守まで,メガソーラーシステムを一括で提供するソリューション事業を本格的に開始する。

具体的には,メガソーラー発電システムを構成する太陽光パネル,高効率パワーコンディショナー,受変電システム,遠隔監視システムなどの関連機器の選定・提供だけでなく,許認可手続きや電力会社との系統連系,日立キャピタルなどとの連携による資金調達支援,20年間の運営・保守などを一括して提供するもの。

さらに同社は,機器の品質や信頼性を向上させるとともに,事業性の評価精度を高め,提案力を強化することを目的に,茨城県日立市に所有する20,000m2の土地に,容量1,800kWのメガソーラーシステムを建設する。幅広い日射状況でも発電効率を大幅に向上させるため,今春販売を開始した高効率パワーコンディショナー(最大許容電圧1,000V,定格容量660kW,変換効率98.8%)を採用するほか,低負荷時に効率の高いアモルファス変圧器などを使用する。着工は2013年7月,運転開始は2014年4月を予定。

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