名大、汎発性膿疱性乾癬の病因の解明

名古屋大学大学院医学系研究科皮膚病態学准教授の杉浦一充氏、教授の秋山真志氏らの研究チームは、国内11 施設との共同研究で汎発性膿疱性乾癬の 8 割以上の患者の病因がインターロイキン36 受容体阻害因子の欠損であることを解明した。

汎発性膿疱性乾癬は厚労省の難治性疾患克服研究事業における臨床調査研究対象疾患(130 疾患)のうちの 1 つ。

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本研究で得られた結果から、今まで病因不明であった汎発性膿疱性乾癬の病因的診断を正確に行なうことができるようになった。さらに、世界的に汎発性膿疱性乾癬の大半の患者に対して、インターロイキン 36 受容体を分子標的とした新しい原因療法の開発が期待される。

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