NICT、メッシュ接続対応 コグニティブ無線ルータを開発

情報通信研究機構(NICT)は、コグニティブ無線技術と無線メッシュネットワーク技術を用いて、新たに “メッシュ接続対応 コグニティブ無線ルータ”を開発した。

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このルータは、ルータ同士が自動的に相互接続して通信経路を設定し、直接インターネットに接続困難な場所でも、メッシュネットワークを介してIP通信を中継できる、という機能を併せ持っている。

これらの接続は自動的に行われるため、電源を入れる以外の操作は必要ない。また、このルータを用いて、一般加入者電話網との間で相互に電話が可能な“無線メッシュ通信インフラ”の構築にも成功。無線メッシュネットワークの構築により、音声通話及び安否確認・被災状況等の情報検索・発信機能が確保できるため、災害が起こった際の初動段階や復旧段階での支援活動に役立つと期待される。

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