JAXA、イプシロンロケット試験機による 惑星分光観測衛星の打上げ予定を発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げについて、平成25年8月22日(木)に実施することを決めた。

また、「イプシロンロケット試験機掲載応援メッセージの公募」では、5,812件(日本語5,360件、英語452件)のご投稿があり、このメッセージを入れ込むイプシロンロケット試験機の機体デザインが決定した。

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イプシロンロケットは高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケット。1段目にはH-IIAロケット用補助ブースターを活用、一方2段目と3段目には世界最高性能と謳われたM-Vロケットの上段モータを改良して用いる。

イプシロンロケットは、我が国が世界に誇る固体ロケット技術の集大成であり、ペンシルからM-Vに至るまでの半世紀に蓄積された知恵と技術の全てが込められている。加えて、革新技術と既存技術を有機的に組み合わせることで、信頼性と性能の一層の向上を実現している。

惑星分光観測衛星(SPRINT-A)は地球を回る人工衛星軌道から金星や火星、木星などを遠隔観測する世界で最初の惑星観測用の宇宙望遠鏡。

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