東京エレクトロンデバイス,太陽光発電システムを効率化する高性能MPPTコントローラの販売を開始

東京エレクトロンデバイスは,Zigbee(近距離無線通信規格の1つ)インタフェースを持ち,高速で効率的な太陽光パネルからの電力収集を最大化する高性能MPPT(Power Point Tracking:太陽光パネルの出力を常に最大化するように最大電力点を自動で追従すること)コントローラを販売する。

MPPTコントロール機能は,ソーラーインバータに搭載されている場合もあるが,機器内に一機能として組み込まれているためCPUへの負荷が増し,高速での処理は難しい。また,大規模な太陽光発電システムにおいては,同一のシステムでもそれぞれの太陽光パネルの設置場所により日照条件が異なり,この場合ソーラーインバータで集中管理したMPPTコントロールでは効率的な処理が難しくなる。

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この製品はMPPTコントロールに機能を絞ったモジュールのため,より高速に最大電力点の追従が可能になる。また,システム規模に応じて複数のMPPTコントローラの設置が可能なため,同一システム内で条件により個別のコントロールが可能となり,より効率的な発電が可能。

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