日立ハイテク,食品向けステルス印字による個体管理システムの取り扱いを開始

日立ハイテクソリューションズは,日立パワーソリューションズの開発した,ステルス印字による個体単位の見える化を実現する,食品向け「個体管理システム」の取り扱いを開始する。

個体管理システムは,製造工程において,肉眼では見えにくい不可視インクで個体識別IDを容器に印字し,製造・検査工程等において読取装置で個体識別IDを読み取る。その個体管理システムの情報は,日立ハイテクソリューションズが販売する製造実行管理システムや,製造・検査装置の持つ生産情報に紐付き,食品製造における品質改善や生産コストの削減という効果が期待できる。

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具体的には,可視光では見えにくいが紫外線照射に反応して蛍光発光するインクを用い,個体識別IDを食品の容器やラベルに二次元コードで印刷する。読み取りには専用の読み取り機を用いる。バーコードやRFIDなどによるID方式に比べ,安価に使用できる。

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