CERN,発見された粒子がヒッグス粒子であることを示唆

欧州合同原子核研究機関(CERN)、LHC(大型ハドロンコライダー)のATLASとCMS両実験は、モリオン国際会議で新しい暫定結果を発表し、昨年発見された新粒子の性質を更にはっきりさせた。

2012年7月の発見報告時から比べて約2.5倍の量のデータをもとに解析した結果、この新粒子は、ますますヒッグス粒子らしさをましてきた。(ヒッグス粒子は素粒子の質量を与える機構と関連した粒子である)しかしながら、これが素粒子物理学の標準理論で予言するヒッグス粒子なのか、それとも標準理論を超えたいくつかの理論で予言されるように複数の新粒子の一番軽いものであるという可能性もあるのかなどはまだ分からない。このような問に答えるにはまだ時間が必要だ。

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