富士通,28nmプロセスで初めてのアナログ・デジタルコンバータを開発

Fujitsu Semiconductor Europe(FSEU)は,単波長,伝送レート毎秒100Gb/sの光伝送システムの実装を可能とするコンバータを開発した。これは28nmプロセスで製造する低消費電力コンバータ群の第一弾となるもで,ASIC向けソリューションとして提供を開始する。

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最初の品種は,毎秒55から70GS/sのサンプリングレートで,かつ拡張可能なアナログ帯域をサポートする。続いて,同サンプリングレートのデジタル・アナログ(D/A)コンバータの発表も予定しており,機器内の短距離配線から長距離の光ケーブルネットワークまで幅広い通信ニーズに対応する。

また,今後発表予定のコンバータ群はすべて,2013年中に顧客のシステム設計に適用可能になる。サンプリングレートは28~90GS/s以上までをカバー。サンプリングレートの最適化,および28nmプロセスの採用により低消費電力化を実現。逼迫する通信帯域需要と省エネ化に貢献する。

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