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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

「ひかり探検」に続く,光学習教材を用いた光学講座

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収差Ⅹ

9.  単色収差 9.5 ザイデルの収差 9.5.4 非点収差 一般に,軸外の光線においては,メリジオナル面とサジタル面の集光位置が異なる。一つの面で集光している時,それに直交する面は集光していないので,図4.43に示す […]

収差Ⅸ

9.  単色収差 9.5 ザイデルの収差 9.5.3 球面収差 平行光を凸レンズに入射させると,図4.37に示すように,光線が軸から離れるにしたがって,本来の焦点の位置よりも手前で集光するようになる。これは,球面レンズの […]

収差Ⅷ

9.  単色収差 9.5 ザイデルの収差 9.5.2 縦方向焦点位置のずれ  前出の式(4.30)において,係数b2 の項だけが存在する場合を考える。この時,式(4.30)は,次のようになる。 (4.36)

収差Ⅶ

9.  単色収差 9.5 ザイデルの収差  単色収差は複雑であるが,ザイデル(Seidel)は,これを系統的に分類した。波面収差を級数に展開した時(式(4.30)),定数項である,係数がa0の項を除き,次数が低く,もっと […]

収差(Ⅵ)

9.  単色収差 これまで,光学材料の分散による色収差について説明してきたが,光の波長分散とは関係なく,レーザー光などの単色光でも生じる収差を単色収差と呼ぶ。色収差と違って,これらを低減するための万能なルールはない。光学 […]

収差(Ⅴ)

8.  アポクロマートレンズの設計 3波長で色収差を補正したレンズをアポクロマートレンズと呼ぶ。波長と焦点距離の関係は,図4.18に示したように,三次曲線になる。 8.1 部分分散比 アポクロマートレンズを考える際には, […]

収差(Ⅳ)

7.  アクロマートレンズの設計 7.1 貼り合わせアクロマートレンズ 7.1.2 平凸レンズの基本設計 この節では,前節の理論式にしたがって,クラウンガラスの両凸レンズとフリントガラスの平凹レンズを貼り合わせた平凸レン […]

収差(Ⅲ)

4. 屈折力の変化とアッべ数の関係 レンズの屈折力は,式(3.74)に示したように,レンズの両面の曲率半径c1,c2を用いて,次式のように表すことができる。 (4.11) この式より,屈折率がΔn(平均分散)変化した時の […]

収差(Ⅱ)

3.  平均分散とアッベ数 前節で述べたように,物質の屈折率は,波長によって異なる。これは,物質固有のものなので,その分散の大きさや変化の様子は,物質によってさまざまである。 この分散の大きさを定量的に評価する方法として […]

収差(Ⅰ)

1. はじめに 幾何光学において,結像を悪くする要因を収差と呼ぶ。これは,光の分散による色収差と,レンズの形状による単色収差に分けることができる。 結像を悪くする要因として,回折による影響もあるが,これらをトータルで考え […]