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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

身近な光学部品を使い,簡単な実験をやりながら「光」の基本を理解してもらおうという趣旨の連載です。できる限り数学は使わず,実験を通して「光」を理解してもらうような構成を心がけています。

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最終章

最終章

1. まとめ 2015年1月(No. 397)より,26回にわたって連載した「ひかり発見」は,今回で最終回である。この連載では,米国のOSAという光学会が製作したOPTICS DISCOVERY KITという教材(オプト […]
光ファイバ(Ⅱ)

光ファイバ(Ⅱ)

3. 光ファイバの種類 前号においてモードの話をしたが,大きく,単一モード光ファイバと多モード光ファイバに分けることができる。 3.1 単一モード光ファイバ コア内部を導波するモードが一つしかないものを単一モード光ファイ […]
光ファイバ(Ⅰ)

光ファイバ(Ⅰ)

1. 実験 OSA実験キット(オプトロニクス社で販売中)を使って光ファイバ(Optical Fiber)の実験というと,それらしきものがないので,疑問に思うかもしれない。実は,1 m程の長さの細い透明のビニールコードが光 […]
ホログラム(Ⅲ)

ホログラム(Ⅲ)

5. 色収差 今回は,波長の違いによって像のできる位置が異なる色収差という現象について説明する。色収差は,屈折でも回折でも生じる現象である。屈折に関しては,第6回望遠鏡の項で,回折に関しては,前号で,その影響について少し […]
ホログラム(Ⅱ)

ホログラム(Ⅱ)

3. 考察 OSA実験キット(オプトロニクス社で販売中)の中に含まれているホログラムシートは,2.3節で述べたリップマンホログラムである。明るい照明や太陽光の下でホログラムを反射させ,シートを上下左右に傾け,全体的に黄緑 […]
ホログラム(Ⅰ)

ホログラム(Ⅰ)

1. 実験 写真撮影のことを英語でフォトグラフィ(Photography)と言う。言うまでもないが,写真とは,撮影面での物体からの光の強度分布を記録したものである。 1948年,イギリスの技術者であったガボール(Denn […]
ミラー(Ⅱ)

ミラー(Ⅱ)

3 考察 3.3 凹面鏡 ⑴ 凹面鏡による像 凹面鏡は,凸レンズと同じような働きをするので,実像と虚像を作ることができる。図7.9に示すように,光軸に対して平行に入射した光が集光する点が焦点である。レンズとは違い,焦点は […]
ミラー(Ⅰ)

ミラー(Ⅰ)

1. 実験 今回は,OSA実験キット(オプトロニクス社で販売)の中の反射シートを用いるが,その他に自分で,①大きな光沢のある金属のスプーン,②書類を留めるクリップ,③鉛筆などを準備する必要がある。①のスプーンに関しては, […]
偏光子(Ⅲ)

偏光子(Ⅲ)

2 考察 2.8 複屈折 多くの物質は一様で,どの部分(方向)の屈折率も等しい。しかし,一部の結晶やポリマの中には,ある軸に対して垂直な方向の屈折率が異なるものがある。この軸を光学軸と呼ぶ。光学軸は,一つだけある結晶と二 […]
偏光子(Ⅱ)

偏光子(Ⅱ)

2. 考察 2.5 光の強度  回折格子の項の3.2節において,光の振動数は非常に高いため,その電界の振動Eの変化を眼で捉えることはできないと述べた。眼だけでなく,今のところ,我々は,その変化を観測するいかなる手段も持ち […]