PR

3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

月刊OPTRONICSに寄稿された「エッジ」の効いた研究の数々です。光技術の意外な応用など,新たな視点から改めて光技術を見ることができます。

全16件中 1〜10件目を表示

優れた安定性,超高精度,ポータブル性—量子革命2.0のキーテクノロジーとなる商業用超高安定レーザーシステム—

1. はじめに 商用超高安定レーザーシステムは,最高の周波数安定性と最低の位相ノイズに加え,信頼性が高い自動化可能な動作を全てのポータブル装置において24時間提供する。これによって,以前は制御された実験室条件が必要であっ […]

鋼板切断用レーザーを利用した炭素鋼の発光スペクトル測定とAIによる炭素鋼の判定

1. はじめに 炭素鋼は,すべての元素の中で最も原子核が安定している鉄元素が主成分であり,副成分の炭素,クロムおよびニッケルなどの元素含有量により引張強度,硬度が変わるため多くの炭素鋼の種類が存在する。また炭素鋼は,建設 […]

INFIQ®鉛含有/非含有量子ドット:特性と応用

1. はじめに INFIQ®量子ドット(QD)には,硫化鉛ベースのナノ粒子(INFIQ® HP-QD)と鉛を含まないナノ粒子(INFIQ® LF-QD)とがあり,電磁スペクトルのうち,近赤外(NIR)波長と短波赤外(SW […]

量子テクノロジーパズルゲーム —光周波数コムと超安定レーザーが可能にする第二の量子革命—

1. 概要 量子革命は第二段階に入った。第一段階では,トランジスタ,半導体,レーザー,衛星ナビゲーション技術などの新技術がもたらされたが,現在では,通信,計算,シミュレーション,あるいはセンシングや計測などのタスクに量子 […]

コヒーレントビームコンバイニングを用いた次世代ファイバレーザ

1. はじめに 1960年にセオドア・H・メイマンにより発見されたレーザは,以来50年余,目覚ましく進歩を続けている。中でもファイバレーザが誕生してからは,その高いビーム品質によりレーザ加工は品質,スピードが向上した。レ […]
眼鏡レンズコーティングの最新動向—眼の健康を考慮した眼鏡レンズコーティング—

眼鏡レンズコーティングの最新動向—眼の健康を考慮した眼鏡レンズコーティング—

1. はじめに 現在,眼鏡レンズの95%以上はプラスチック素材となっている。プラスチック素材は軽い,割れにくい,加工し易いなど,メリットは豊富にあるが,キズや熱に対する耐性はガラス素材よりも劣る。よって,それらのデメリッ […]

ホログラフィック波長多重と位相変調の設計を活用するレンズレスカラー3次元画像センシング技術

1. 背景 光には振幅,位相,周波数,振動方向など多くの物理量が含まれており,その伝搬速度は3.0×108 [m/s]とこの世で最も速い。光波を利用することにより,3次元の空間情報を単一画像より取得でき,非破壊・非接触・ […]
ネジ締め固定と同時に自己調心を実現する高精度セルフ-センタリング締結技術と光学分野への応用

ネジ締め固定と同時に自己調心を実現する高精度セルフ-センタリング締結技術と光学分野への応用

1. はじめに 産業の進歩に伴い,あらゆる産業分野において基礎となる機械部品の加工精度,組み立て実装への際限のない高精度化が要請されている。特に我々の関わり合いの深い,光計測応用分野においても光学機器の組み立て要求精度は […]
液晶空間光変調素子を使ってみませんか

液晶空間光変調素子を使ってみませんか

1. はじめに 空間光変調素子(SLM: spatial light modulator)は,コンピュータ内の画像情報を光学系内に表示するために不可欠なデバイスである。コンピュータの液晶モニターもSLMの1種である。ここ […]
精密電子回路をガラスコップなどの曲面にも形成可能,かつ超高速/高性能な光造形も可能な1台2役3Dプリンターの実用化に向けて

精密電子回路をガラスコップなどの曲面にも形成可能,かつ超高速/高性能な光造形も可能な1台2役3Dプリンターの実用化に向けて

1. はじめに 3Dプリンターの登場によって,新しいアイデアや製品を簡単に試作できるようになっている。いわゆるMaker Movementと呼ばれる動きが加速している。しかし,モノ造りは従来の3Dプリンターやレーザーカッ […]